越後おとぎ話　対訳版まとめ本 vl1

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Echigo Otogibanashi Storytelling Script Collection Vol.1(stories1～9)
文彩堂出版 2025年9月5日

化け三毛にゃー子の語り

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The Story of Nyako, the Monster Calico Cat (越後おとぎ話No.22 )
おらは、にゃー子。与作んちの飼い猫じゃ。おらは、子猫のときは、ネズミ怖かったども、そのうちネズミ捕りがうまくなったのじゃ。そんで、ネズミ捕りをすると腹がへるのじゃったよ・・捕ればとるほど、腹がへるのじゃ・・

弟ホトトギスぴょっぴょの語り

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The Story of Pyoppyo, the Younger Brother Lesser Cuckoo(越後おとぎ話No.21 )
森の中から歌声が聞こえてきた・・・ホトトギスがわらわに夏を知らせに来たのかの。ところが、この鳴き声。夜にも聞こえるのじゃ。夜空いっぱいに響き渡っておるぞ。昼も夜も、飛び回って、何を探しているんじゃ？

ダンゴムシころ子の語り

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The Story of Koroko, the Roly-Poly Bug (越後おとぎ話)
新潟のむかし話「団子ころころ」では、はたらきもんばさの作った団子が富をもたらした。それを聞きつけた、のめしこきばさは、はじめから、団子などは作らない。団子のかわりに、ダンゴムシを見つけた！さて、団子ならぬダンゴムシころ子の活躍はいかに？

のまればば鳥の語り

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The Story of the Little Old Bird That Was Swallowed (越後おとぎ話)
越後おとぎ話を地球のみんなにシリーズNo.19
あたしだって、若いときから鳥の世界じゃ苦労してきたのさ。そんで、ばば鳥になると、だれも手伝ってもくれないのさ。ところがある日、あたしが苦し紛れに歌を歌っていると、畑仕事してたじさまがおもしろがってくれたんだ・・・びびんのび

末っ子うさぎの語り

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The Story of the Youngest Rabbit Kit (越後おとぎ話)
越後おとぎ話を地球のみんなにシリーズNo.18
遊びたがり屋の末っ子うさぎと、眠たがり屋のフッケロの友情物語。末っ子うさぎは飛ぶのが速くなったよ。そして、フッケロが泳いだ春の小川は、今じゃ、信濃川になっとるのじゃと。

月子あねさの語り

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The Story of Tsukiko Anesa (越後おとぎ話)
越後おとぎ話を地球のみんなにシリーズNo.17
お月様は、白い満月だったのが、赤黒く変わった。きょうのかかさは、なんか変だ。どうしたんじゃ？丸い光るものの中にいたのは、いったいだれ・・？

鏡杉の語り

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The Story of Kagami Sugi (越後おとぎ話)
500年の大木、鏡杉のお引っ越し騒ぎ。鏡杉は村人の希望に耳を傾け、自らの体に斧が打ち落され、解体されることも厭わない。皆に崇拝される形になろうとするより、皆により役立つものになろうとする・・その奥ゆかしさ。さすが鏡杉は、おおらかで、皆の鏡だ。

長い長い名前の子の語り

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The Story of a Child with an Incredibly Long Name (越後おとぎ話)
あらら・・井戸に子どもが落ちているよ。出られなくなって、泣いていたよ。井戸の周りでその子の名前が呼ばれておるようじゃ。ややー、なんじゃ・・子どものからだが伸び始めたよ・・・あわわ・・井戸から出て来たのは・・・へびじゃ・・・

青いみつばちブンブンの語り

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The Story of the Blue Honeybee, Buzz-Buzz (越後おとぎ話)
幸運は、どこかから、やってくるものなの？たまたま出会うものなの？
だれかが教えてくれるものなのでしょうか？だれが？
ちょっとヒントが欲しいですよね。

山賊女房お花の語り

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The Story of Ohana, the Bandit’s Wife
幼馴染の長三郎と村を出たとき、あたいは、長三郎が山賊の親分になるとは思っていなかったよ。長三郎は、どろんとした目になって、何を見ていたやら・・あたいは、こんなはずじゃなかったと思った・・・そして、亀が現れた・・いきなり山のすみかに光がさした！

大蛇になったあねさの語り

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The Story of Anesa Who Became a Huge Snake
池に落ちたり、おはぎをのどに詰まらせたり。人生には思いがけないことが満載。しかし、あねさにとっては、それだけではなかった・・・池の主の大蛇が年とっていたのだ・・・十三夜の月が瞬いていた・・・今、あねさは、こころ静かに、鐘の音を聞いている・・・

天下りかっかー 鬼婆になっての語り

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The Story of a Celestial Mother Who Became a Hag
小太郎は、いつ帰ってくるのじゃ。もうそろそろ帰って来てもいい頃じゃぞ。おまえが鯖売りになって、塩鯖を運んできてくれるのを待っているのじゃ。もう、何百年になるのかのう。待ちくたびれて腹も減ってきたことよのう・・

天人かかさかっかーの語り

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わらわは、てんじゅく国ではなんのわずらいもなく暮しておったのじゃ。あんまり退屈な日が続いたから、てんじゅくのおなごしょと、遠くの越後にちょっと遊びに出かけたのじゃ・・
越後おとぎ話を地球のみんなに。
早川正子英訳・朗読による対訳版シリーズNo.10
越後のこころを味わいながら、英語学習にもお役立てください。

ネコ巫女ミーコの語り

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ネコが十二支に入っていないのはなぜかですって？
ミーコは、キュートで気働きができるネコ。大将を選ぶ日を忘れていたんじゃない。実は巫女として神さまに仕えていて、密かに動物たちを動かしていた・・・
越後おとぎ話を地球のみんなに。
早川正子英訳・朗読による対訳版シリーズNo.９
越後のこころを味わいながら、英語学習にもお役立てください。

かんなり太郎ドンドコの語り

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越後おとぎ話を地球のみんなに。早川正子英訳による対訳版シリーズNo.８
稲妻を光らせ、コシヒカリ作りをするかんなりおやじどのお供で、太鼓を打ち鳴らしていた太郎。おや、地上を走るあれはなに？そのとき、太郎のへそが、叫び出した。かかさま、かかさまと。はたして、太郎はかかさまに会えるのか？そして、太郎のでべそは、どうなっただろう・・・

ムジナぬっぺらんの語り

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越後おとぎ話を地球のみんなに。早川正子英訳による対訳版シリーズNo.７
女にとって、生きるということは、きれいな顔を作るということなのかしら？何匹もの子をなした後も、きれいな顔を求めようとしたムジナ女房の恋の行方は？ 村の娘たちの顔を奪い、しかし、自らも愛するしっぺい太郎に噛みつかれて・・・

天狗どんわんの語り

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越後おとぎ話を地球のみんなに。対訳版シリーズNo.6 世間はわずらわしい。ひとり自分の巣の中で、眺めていたい、人々の祭りを。踊りを。人生のゲームを。そんな日々を、神ならぬ天狗も、そして、もしかして、あなたも望んでいるかしら。それは魅力的なあなただけの巣ごもり楽園。でも、そこには危険な罠が・・。

楯よう子の越後おとぎ話

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楯よう子の越後おとぎ話: 語り台本まとめ❷（19～27）

夕日ぎんぎゃあの語り

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夕日ぎんぎゃあの語り: The Story of Gingya, the Evening Sun 子どもをいじめて、虐待して、一人取り残された・・・夜も昼もなく、灰色の時間が流れるだけ・・この心は何も感じない・・・朝日も見えない、夕日も見えない。眠ろうにも、眠れない・・いくら飲んだくれても、忘れさせてくれない・・重いからだをかかえて、これから、どうする？どうなるの？朝は来るの？

みなしご山猿きっきの語り

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新潟のむかし話の「猿むこさ」では、末娘は、日照りを救ってくれた猿をうまく誘導して川に落としたんだよ。そして自分は、すまして家に帰ったんだって。えっ、じゃあ、お猿さんの命はどうなってもいいということなの？　お猿さんにも人生があるでしょ。お猿さんはどう思っていたのかな？　川に落ちて、そのあと、どうなったの？

楯よう子の越後おとぎ話

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楯よう子の越後おとぎ話: 語り台本まとめ➊（１～１８話）

トラにゃーごの語り

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新潟のむかし話２「猫檀家」のトラの語り。姫君に仕えていたトラ。姫と蹴鞠をして遊んでいるうちに、飛んで飛んで、山々を越えて、西山日光寺に。そこでいつまでもぼんやりしていたらだめよ。ほら、姫が呼んでいる・・・ひめも飛びたい、飛びたい・・・ 越後のおとぎ話を地球のみんなに。対訳版シリーズ第３話。

そろそろ紙芝居

￥1254

みんなで語り合うことは楽しい。みんなで演ずることは楽しい。どうやったらそこに行きつくことができるのか？作品を創ること・・演じ手と聞き手・・集う場所・・今はどこまできたのだろう。もう、そろそろかな？まだまだかな？越後おとぎ話の紙芝居は果たしてできるの？風の間の語り部のささやきを聴いてみて。読んでみて。

竜宮生まれ乙姫ばばさの語り

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新潟のむかし話2「犬と猫と宝槌」のばばさの語り。時がめぐると姫はばばさに。また時がめぐって、ばばさは姫になるかしら。時計の文字盤をまわってまわって、あなたなら何周くらいできそう？最近の人生は長くなっているけど、お互い、らあくらあくと暮らしたいね。越後のおとぎ話を地球のみんなに。対訳版シリーズ第２話。

冥土めぐり法印の語り

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新潟のむかし話２「法印さまと医者どんと軽業師」の一人、法印の語り。気がつけば越後の雪地獄でわははー。GO TO キャンペーンで冥土めぐりの旅なんかあると、わたしたちの生き方も変わっていくかしら？朗読用台本として提供していたものを、対訳版としてお手元に。越後のおとぎ話を地球のみんなに。シリーズ第１話。